受験の思い出。
本日のお題スロットは「受験」。
もう大分前の話になってしまうので、
思い出話になっちゃいますかねえ。
受験というと大学受験が思い浮かびますが、
私にとって受験は高校受験ですね。
あんまり勉強が好きじゃなかったし、
先々の事をあんまり考えてなかったので、
職業高校を受験しました。
大学とか行けなくても大丈夫なように保険をかけたわけです。
公立高校の受験日というのは全校同じ日。
で、中学の先生が学校までちゃんと受験校まで来たか、
正門近くでチェックを入れているのですよ…。
で、当日父が運転する車で割と早い時間に学校まで着ていた私は、
その様子を遠くから眺めていたのですが、
アレは異様だった…。
中学生の群れの中に、大人(中年のおっさん)が一人。
私の通っていた中学校は時代のせいもあったけれど、
割りと荒れていて、あんまり信用がなかったんでしょうね…。
さて、「大学とかに行けなくてもいいように保険をかけた」私でしたが、
破竹の勢いで簿記検定とかをクリアしていったのですが、
いじめからの不登校、最終的には難病発覚で、休学に追い込まれます。
後は「高校卒業」の資格まであともうちょっとの所のことでした。
病み上がりに全日制はしんどいよなあ、と思い、
「大検受けてチャラにする?」と両親に言ったんですが、
大検では「高卒」にはならないからと渋られました。
そこで登場するのが「通信制高校」です。
これも受験が必要で、学力試験こそなかったものの、
面接試験はありました。聞かれた内容は、「きちんと通えるかどうか」。
まるでアルバイトの面接みたいでした…。
そこの学校に合格し、その時はまだ入院中だったので、
外泊許可をもらってスクーリングを通い、
病院にいる時に暇つぶしで提出するレポートを作成していました。
ちょっと単位が足らなくて年度末にドタバタしましたが、
ここは1年で卒業することができました。
入学式の時は40人ぐらい生徒がいたのですが、
卒業式の時には半分の20人ぐらいしか生徒がいなかったような気がする…。
さて、こういう苦労をして高卒資格を得たわけなのですが、
それから受験して上の学校に行くことはなく、現在に至っています。