らくがき帳。

忘れた頃にやってくる

若林正恭 『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』

年に一冊はタレントさんが書かれたエッセイを読むことが多くなっています。

昨年は大泉洋さんの『大泉エッセイ 僕が綴った16年』(角川文庫)を読んだかな。

今年の課題図書(?)はこの本です。

 

本の雑誌で知られる『ダ・ヴィンチ』で連載されていたエッセイをまとめた1冊。

テレビからは窺えない内面が描かれています…。

何だろう、この人って結構面倒くさい人…? 

人があんまり悩まない事でウンウン悩んでいる感じがしました。

それを客観視できてるのが救いかな。

ネガティブ満載でよく連載が続いたなと思います。

 

「芸人さんって変わった感性を持ってないと成功しないんだな」と思いました。

無意識に売れっ子さんの模倣をしていた時期は鳴かず飛ばずだったらしいですし。

人生何かに躓いて動けない方に

「こういう風にドツボにハマってもがいていた人もいるから大丈夫」

とちょっとオススメしたいです。